スタッフブログ 第48回 担当の佐藤けいしです。
今から30年ほど前
まだ、白髪の一本もなかった
高校時代のお話し。
先生が言ってたことなんて
何一つおぼえちゃいない。
まして30年前ともなれば
それが当然だよね。
でも、ある先生が話してくれた
2つだけは、なぜかおぼえてる。
そして、その2つは
なぜか今だに
心に留め置く言葉であって
戒めにもしている言葉。
今日はその1つのお話しを。
何かの流れで先生は
こんな話を始めた。
「みんなもこの先、結婚して
子供ができることもあるだろう」
「親になれば子供の幸せを願うのは
当たり前」
「その時に、今の親はね…
『どうかこの子が幸せに
なりますように』そう願う」
「そりゃ我が子の幸せを願うのは
当たり前のことだよな」
「でもね…昔の親は違ったんだ。」
『どうかこの子が人のためになる子で
ありますように』そう願ったもんだ」
・・・・・
この先を先生は話したかどうかは
おぼえていない。
でも、ここまでは鮮明におぼえてる。
「どうかこの子が幸せに
なりますように」
「どうかこの子が人のために
なりますように」
どっちも我が子の幸せを
願うのには変わりない。
でも、この違い
わかるかな…。
「ギブ&テイク」
「持ちつ持たれつ」
ギブが先なんだよね。
テイクが先じゃない。
持ってあげるのが先なんだよね。
持ってもらうのが先じゃない。
先生の言葉は、今思うともっと深い。
「見返りを求めない」
友達も、会社の中でも、恋も
夫婦も、親子も…
人間関係は
「コレ」が
大事なんだと最近やっと
思うようになった。
これだけでも高校行った甲斐が
あったかな(笑)