スタッフブログ第53回、猫好きの千葉です。
「若気の至り」という言葉がありますが、
若く経験も浅いのに、
正しさだけを振り回し(あ~今でもたまに)
血の気が多かった あの頃(遠い目)
今思うと
こっ恥ずかしくて
消してしまいたい過去が
わんさかあります。
20代前半に東京都内で
勤めていた頃のお話。
当時は事務職で営業さんのアシスタント的な
業務をしておりました。
電話応対・伝票処理・ファイリングなどなど
空調機メーカーでしたので
結構名の知れたお取引先が多かったように
記憶してます。
前述通り、血気盛んで
自分の会社・仕事が正しいと
強く思って(思い込んで)いたので
もう内容はとっくに忘れてしまいましたが
ある日も取引先の方と電話で
「こちらはちゃんとやっている」
「そちらの間違いだ」と、
言わんばかりの勢いで
正論(自分ではね)をぶちまけてました。
相手の方は
私よりも10歳以上年上の女性で
しかもベテランさんでしたので
同じ土俵に立たずに
いつも暖かく且つ冷静に対応して頂いてました。
その後、年賀状のやりとりが始まり
ある年 ねぶた祭りの時期に青森まで
遊びにきてくれました。
その時、少しオトナになった私は
彼女にその時の無礼を謝りました。
すると彼女は
「そんなことあったっけ!?」
と、大声で笑い
「若い頃はみんなそう」
と、言い
「でも、そうやって気づいて今日私に伝えたあなたが
素晴らしいと思うよ」
思い出すと
今でも涙が出てきます。
彼女ような人になりたいと
あれから日々精進しています。
そしてその素敵な女性とは
年賀状だけではありますが
お付き合いは続いています。