スタッフブログ第87回目
年々、小食になってきて
昔、思った日本昔話に出てくる
山盛りのご飯を食べたい!とは
全く思えなくなったナルミです。
「おっか~、オラ、腹へっただ~」
画が浮かびます(笑)
そして、
「いただきま~す」と言って
山盛りご飯にがっつく
この時の「いただきます」という意味
ご存知でしたか?
正直、去年、初めて
「いただきます」の意味を
考えました…。
動物の命にしても
植物の命にしても
その命をいただく…
これだけじゃないんです。
食材だけじゃ
食は満たされません。
調理しなくては
美味しい食事になりません。
美味しい料理は
味がどうこう。というより
その場の雰囲気を作れる。
その
食事を作る時間
これも命なんです。
食事を作る時間というのは
例えば
お母さんは、今日は何を食べさせたら
あの子のためになるだろうか?
と、献立を考え
冷蔵庫とお財布とにらめっこして
買い物に行き、スーパーで
カゴをひじに掛け、その手にアゴを乗せて
「どれにしようかな~」と悩む。
そして、おいしく食べてもらいたい!と
考えながら帰って食事の準備をする…。
これは、お母さんの
限りのある命と引き換えています。
ボクの尊敬する方で
時は命なり
と言う方がいます。
何をするにしても
限りのある命を削って
そのことをしている。
という事から
時は命なりと言っています
ご飯を食べるときの
「いただきます」も
作るために割いた
お母さんやお父さんの時間は
無限にあるものではない。
だから、手を合わせて
命(時間)をいただきます。
と言うのです。
これを知ってから食事の時の
「いただきます」の意味合いが
ボクの中で変わりました。
最近はよく「感謝」という言葉を
見聞きしますが
食事もその一つです。
お金に換算できない
自分の命を削って自分の家族に
命を注いでいる。
なんか大げさな表現ですけど
あながち間違ってはいない事です。
「いただきます」
たくさんの「ありがとう」が
込められているんですね!(^^)!
でも
こんな白米の量、食べきれない(笑)
それではまた~ 🙂