スタッフブログ第124回
( 福原英樹 )
昨日はひな祭りでしたねー。
よりによって桃の節句に
中2の息子が学校から
「携帯依存」のパンフレット貰ってきて。
案の定
依存者はお父さんだ!というハナシになり・・・
へなへな 祭り でしたー!
トホホ
さて 今日は 街について。
昔(40年ほど前) 街には
今と違って
障害者を持った人でも
みんなと一緒に 普通に居りました
小学校の校庭にも入ってきたし。
バックネットの裏で人形背負いながら
羨ましそうに見てるから
ちょっと打たせてあげたり だとか
商店街にもデパートにも。
特に迷惑なことするわけじゃないので
なんとなく一緒にいた。
今は
みんな街じゃなくて、何処にいるのかな
◇ ◇ ◇
私の忘れられない人 ・・・
『 教授 』 。
パジャマにコートで店に入って来たから
一瞬 身構えたけど
話してみると 全くの 健常者。
どころか !
初めて店に現れた時は
あまりにも(郷土の)歴史に詳しいので
どっかの大学の先生かと思った。
マジメに。
ちょっと尊敬したぐらいにして。
教授が言うには
国宝級のお宝をいっぱい持ってるから
是非、鑑定して欲しいと言う。
でも
日時までは決まったものの
ご自宅の住所は教えてくれない。
ゲームセンターで待ち合わせ と。
何回聞いてもゲームセンター と。
変だ と思いつつも
約束の当日。
待つこと数時間。
コイン2000円分・・・・・・・・・
数日後 街でバッタリ会ったので
声をかけると
こちらをじっと見て 何の反応も無いので。
こちらも会釈して 終わりました。
それから しばらくして・・・
市内東部のスーパーで
『教授』を見かけた 。
懐かしいなと思いつつ、ビックリしたのは
エキセントリックなファッションのおばさんと
恥ずかしくなる位
手をつないで 寄り添っていたこと 。
仲のいい 幼稚園の子供同士みたいだった。
あきらかに
60代のカップルは
スーパーの中で遠巻きにされていたけど
2人から見える世界は
超 楽しい 買い物だったんだね
おめでとう
教授
おわり