スタッフブログ第127回目
話が回りくどい
どうもこんにちは。鳴海です。
先日、お葬式に会葬するときがあり
悲しい席ではあるのですが
楽しみししていることがあります。
和尚さんの話
和尚さんが木魚なり、鐘なり
鳴らしながらお経を唱え終えると
最後に、お説法?お説経?を
話されるじゃないですか?
ご遺族の方には大変失礼に
当たることかもしれませんが
いろいろ考えさせられるので
実は楽しみだったりします。
その時の和尚さん。
話慣れていないのか、
どこか、そわそわ…
視線もきょろきょろする感じで
緊張しているようなご様子。
話していても、
話し方の癖なんでしょうか
言葉を噛むというか
しどろもどろしているような感じ。 😯
それでも、話すことを聞いていると
ある話題に触れた瞬間
ガラリと雰囲気が変わったんです。
「私は、弔電は読み上げないように
お願いしているんです」
この言葉がきっかけでした。
たしかに、弔電は読んでなかったんです。
今までお葬式などに会葬すると
弔電は読まれていた。
続けて和尚さんが言っていたのは
「弔電を読み上げないように
司会・ご親族に伝えると
怒られることがあるんです。
それでも、私は読み上げるのを
断るんです。
なんでかと言うと
弔電はご遺族が知っていればいい事。
会葬されている方には関係ないです。
この会場に来てくださった方の
お名前は読み上げないでしょ?
特にあるのが
その地域の議員さんから弔電が来る。
その政治家さんと深く付き合いが
あったのですか?と尋ねると
全然ないという。
自分の売名行為のために
亡くなった方を利用するもんじゃない
弔電をくれた思い出のある方
そして、
こうして足を運んでくださった方には
私たちには見えないけど、
亡くなった方はきっと、
皆さん一人ひとりの近くに行って
『ありがとう』って言ってくれてますよ。
その想いだけでいいんです。
だから、
私は弔電を読み上げないように
お願いしているんです」
たしかに。と思いました。
話し始めはしどろもどろしていた
和尚さんも、この話だけは
筋の通ったというか
しっかりと話されていました。
和尚さんなりの
揺るがない信念なのでしょう。
強い想いがあれば
伝わり方も違うし、相手の心も動く。
どっかで聞いてきたような言葉を
他人に伝えるより
自分が体験してきた言葉の重さは
全然、違って聞こえますよね。
大変であればあるほど!
自信を持って伝えることが
大切と感じた和尚さんのお話でした。
うん。…和尚さんの話
丸パクリのブログじゃね~か!? 💡
それではまた~ 🙂