スタッフブログ 第159回
昨日も出張鑑定(無料)に行って参りました
商店街の骨董屋 福原です。
皆さん!
バブルの頃に流行った
イルカの絵
覚えてますかーーーー?
作者名まで知りたい方は 当店まで(*’▽’)
そのイルカの絵 とにかく高かったんですよね
中古のクルマ 買えるくらい。
東京では よく繁華街で、キレーなお姉さんが
学生相手にイルカ絵のパンフレット配ってました
そして裏通りへ・・・
さて 地方都市では。
デカい会場で展示会方式で 販売されておりました。
そこに。
結婚間近のラブラブカップルがやってくるのです
一見 精密に描かれた
海の仲間と泳ぐ イルカたち
英語で読めないけど 鑑定書もついています
結婚して新居の真っ白な壁に飾ったら・・・
素敵!
でも 高すぎる・・・
そこで 近づいてくる スタッフ 。。
「どの絵が一番お好きですか?」
カップルは、好みを聞かれたのかと思い、
「この絵です」
と 答えたとたん !
会場スタッフの、館内に響き渡る 拍手の渦!
全員こちらを見て、微笑んでいます!
「ささ、こちらへ。」
別室に通されるカップル・・・
あれよあれよという間に契約書。
その後、何年かたって ローンがキツくなってきた頃
売っちゃおうか !
というわけで 骨董屋が呼ばれます。
・・・。
(なんの価値もありませんよ)
などという 言葉は使わず
なぜ 美術市場で認められていないのかを
事細かに ご説明します
☆
イルカは賢い哺乳類だし
元々の作者も立派な作家です。
でも 。 幸せ真っただ中の、カップルの
純粋さにつけこんで
高額商品売りつけるのは とんでもないことです
もし
アートと幸せな関係を築いていきたい方
いらっしゃいましたら
「コミュサーのブログを見た」で
何でも企業秘密 お教えしますよーー
(*´▽`*)
おわり