早速、自転車に乗り始めて
完全防備で漕いでいるスタッフブログ第305回
担当 千葉です。
今月に入って、抑えていた「本の虫」が騒ぎ出し
お財布と相談しながら、何冊か購入しました。
何冊でもいいよー!っとなると、
月収分は購入しそうになるので、
数日かけて厳選します(笑)
その中から簡単に1冊ご紹介。
「ユマニチュード入門」(医学書院)
「ユマニチュード」とは、
イヴ・ジネストとロゼット・マレスコッティの2人によって
作り出された、
「知覚」「感情」「言語」による包括的コミュニケーションに
基づいたケアの技法です。
認知症の方や高齢者だけではなく、
ケアを必要とするすべての人に使える技法のことです。
私は時々、福祉ネイルで高齢者施設へ訪問をしています。
幸い、行く施設では毎回たくさんの笑顔に
会うことができています。
しかし、
本当に利用者の方が満足の行く時間だと感じてもらえたか?
その人に会ったケア(ここでは接し方)が出来ていたか?
もっと、その方に合った接し方があったかも。
と、疑問を感じていました。
医療・介護職関係向けの本ではありましたが、
読み進めていくうちに、
人と人とのコミュニケーションの基本ではないかなと
感じました。
「見る」
「話す」
「触れる」
この3つを基本にしているんですが、
それぞれの言葉の前に「あなた」をつけると
分かりやすいかもしれません。
わたしが「見る」 → あなたを「見る」
わたしが「話す」 → あなたに「話す」
わたしが「触れる」→ あなたに「触れる」
「わたし」だと、なんだか一方的に感じてしまいますが
「あなた」だと、コミュニケーションを取ろうという風に
思えませんか。
普段の生活から少し意識して
みたいと思います。