★ スタッフブログ 第326回 ★
ひだまりカフェのママさんスタッフ、
おちあい あゆみです。
学校では運動会も終わり、早いものでもう6月。
新学期から2ヶ月が経とうとしていますね。
「ひだまりカフェ」は、学校に行きたくても行けないでいるお子さん本人もそうですが、
まずはお母さんの心の安定も必要不可欠と考え、
ほっとひと息つけるリフレッシュスペースとして、
開設されました。
新聞やテレビにも取り上げていただき、
初めはゼロだった訪問者も徐々増え、
先日は講師を招いての講演会も開催されました。
そして今回からは、開催場所が変わります!
前回までは新町にあるスペースを
お借りしていましたが、
来週、6月17日(土)は、コミュサーあおもりの
新オフィスで開催されることになりました。
お母さんにとっては、偶然そこで出会う、
同じ悩みを抱える人同士でお話ができる、
交流の場になります。
お子さんにとっては、
親でもない、先生でもない人が、
優しく寄り添ってくれます。
時には笑わせてくれる、
大学生のお兄さんお姉さんがいます。
運が良ければ、フランクフルトマンに会えるかもしれません(笑)
時にはパズルやトランプをして、盛り上がったりもします。
この、異年齢の子供同士の関わりが、非常に重要だと思っています。
1人でも、少しでも、現状から救われる親子がいてくれたらいいな。
専門家ではない、同じ目線の住人が作る居場所だからこそ、何かの役に立てるかもしれない。
必要なことを必要としている人に少しでも届いて欲しいと願い、活動をしています。
私がこの活動に賛同し参加したのは、
未就学児とその保護者に対しての民間の支援はあちこちで行われているのに、
小・中・高校生の支援はほどんどされていないことに疑問を感じていたからでした。
また、こんなに情報が溢れている時代であっても、
学生が実体験として知っている社会というのは、
家庭と学校しかないのかと。
そうじゃないよ。世の中には色んな世界があるんだよ。
ということを、お母さんにもお子さんにも知って欲しいと思ったからです。
でも、お子さん自身が外に出てくるのは、なかなか難しいかもしれません。
ちなみに、私が楽しくなかった中学校時代を乗り越えられたのは、
「ここに行きたい!」という志望校があったからでした。
中学校生活は、3年という限られた時間しかありません。
子ども達には、中学校、高校の先を見て欲しい、気づいて欲しい。
そこで、大学生という、ちょっと上の先輩のお話を聞いてみるのは、
良いきっかけになるのでは?と思うのです。
学校に行ければ本当はいいのでしょうが、
お子さんにとって、もしかしたらそれだけがゴールではないかもしれない。
世代間の交流を通して、色んな世界があるんだよ、ということを見つけられる場所に
なればと思っています。
「あなたの描く未来は何ですか?」
話すことによって気分が晴れ、親子で先のことを考えられるようになったり、
少しでも前を向けるきっかけになれば、とても嬉しいです。
「ひだまりカフェ」に少しでも興味がある、どこか心に引っかかるのでしたら、
是非一度、来てみてください。
スタッフ一同、笑顔でお待ちしております。