コミュサーブログ第345回、
今回の担当はクドウマコトです。

ねぶた祭りやお盆が過ぎ、朝晩涼しくなって
秋が近づいている感じがしますね。

ところで、お盆前後のシフトの休みの時に
前から気になっていたある展覧会に行ってきました。
そのひとつ、
県立郷土館の『神の手・ニッポン展』。
（8月27日最終日）

ある意味、『衝撃的』でした。

もう、ホントに『日本の手仕事・手わざの素晴らしさ』の オンパレード。

展示作品のガンダムやあしたのジョーの世界観を表した
ミニチュアの緻密さ、精巧さ。

なかでもクドウの目を引いたのは
ビーズ作家 金谷美帆さんの
『ビーズ織り』

そう、刺繍では無いの。
『ビーズをつかった織物？布？』
といった感じ（笑）。

設計図にあわせビーズひとつひとつを
糸で織り込んでいく…感じ（笑）。

なので
『一粒が抜けていた』
『柄の間違い』があったりすると、
どんなに作業が進んでいてもその箇所まで解いてやり直す…

そう、
緻密な『先染めの糸』の柄合わせに
神経を集中させる『大島紬』の職人の作業にも 似ている。

ビーズの重さと布のしなやかさ。

ことさら驚いたのはファンだったりする、
宝生流の能楽師 辰巳万次郎先生の
2014年の能舞台『マクベス』で使用された
総ガラスビーズ製の和衣装。

ガラスビーズの総数165万粒以上で、
重さ約２０㌔近く。

これはマクベス夫人の衣装に使われたもの。
かずき（頭の上に羽織る感じ）の登場の演出。
（ちなみにこの能舞台の演出は野村萬斎氏だったそう。）

マクベス夫人役の能楽師さんは筋トレをして
頭上にキレイにかかげていた。

とか、

実は、
ガラスビーズの品質は『日本の広島製』が
粒の大きさが揃っていて最高。
外国の技術では均等の大きさにならないのだ、
とか。

そのほか様々な話を製作者の金谷さんと
お話しすることができた（笑）。

思いがけない出逢いと、パンフレットの解説では
わからない エピソードを知ることが出来たのは、
『そうだ、行こう！』と 決めたから（笑）。

『決めて行動してみた』からこそ、
得られたエクスタシー（笑）。

そういや去年の今頃『今日、佐井村を体験してみたい（笑）』と決めて
ルートも情報も何も持たずに佐井村へと車を走らせ、
結果、夕暮れ時の『本州最北端の碑』の前で
自撮りしたことを 思い出した（笑）。

そう、まずは決めないと始まらない。

そういえば、コミュサーあおもりでは
先週・今週・来週と開催の婚活イベントがつづく。

『幸せになると決めた』のなら、
あとは楽しんで欲しいな～。

いろんな『自分磨き』がある。
うれしい出来事も
つらいひと言も、ある。

でも、 それは「幸せになるために」必要な事だから。

ま、辛い出来事を楽しめるか？
の問いに対するクドウの答えは、
まだ出ていない。

ただ最近は 『つらい時』に『我はツラいのじゃ～』と
ひとり叫ぶことは多くなった（笑）。

つまりは『ため込まない』

不平不満を他人やモノにぶつけるのでは無く
そのエネルギーの発散・開放（笑）。
以前より早く『気持ちのモヤモヤ感』から
解放されるようになりました（笑）。

話が脱線した。

そう、
決めて行動した➡思いがけない結果が来る。

この郷土館での出来事とは別に、
県立美術館でも思いがけない発見をしてしまったのだが、
それは次回に続けることにする。

今日も笑顔でありますように。