★ スタッフブログ 第368回 ★
知らないことを知るのが楽しい♪ おちあい あゆみです。
先日、青森青年会議所さん主催の「あおもりデザインフォーラム」に参加してきました。
春に理事長がパネリストとして登壇したイベントの第2弾?ということもあり、コミュサーあおもりも、ポスターセッションというパネル展示として参加し、婚活イベントのポスターとチラシ、ひだまりカフェの取り組みを宣伝してきました。
会場では、コミュサーの活動を知っている方が、独身男性に声をかけて下さったりしてくれていました(笑)
私が参加した理由は、このような会議の場所を経験する機会がないため、社会勉強として、自分の経験を積むために参加してきました。
グループワークは事前にテーマが用意されていたのですが、どれにするか直前まで悩みました。
ちなみに用意されていたテーマは、
1.青森の魅力を知り発信する
2.気軽に話し合える対話の場づくり
3.地域コミュニティーの活性化
4.お金が稼げる地域づくり
5.自然を大切に緑を増やす
6.ねぶたを活かしたまちづくり
でした。ちなみに皆さんだったら、どのテーマに興味がありますか?
私の選んだのは、2の「気軽に話し合える対話の場づくり」でした。
挙手制だったのですが、手を挙げたのは私1人…。
ここでも、私の変人っぷりを発揮してきました(笑)
やはり1番人気は「ねぶた」や「お金」で、確かに地味でパッとしないお題だよなぁ…。と思いつつも、
でも結果的には午前中の部で講義をして下さった先生や、主催者側の頼もしい男性陣が加わってくれて、
とても有意義で、楽しいグループワークになりました。
しかも色々出た話題は、現実味を帯びた内容にまとまり、おのずと次の2本柱になりました。
ひとつ目は、
「まちづくり人材の連携不足だよね…。
今年は、あちこちで色んなイベントや、講義・セミナーがあったじゃない。
毎年恒例化してきている大きなイベントだけでも、年間予定表みたいな物って作れないかな?
それで各々のトップが交流できる機会があったら最高で、ノウハウとか共有できる所をお互いシェアしたり、
イベントがかぶらないようにすれば、お客さんの分散を防げるんじゃない?」
という、「イベント共有サイト」の案。
ふたつ目は、
「子育てのことでも介護のことでも相続のことでも、子どものことからお年寄りに関わることまで、気軽に何でも相談のできる総合窓口があるといいよね。で、そこから専門の所へつなげてあげる。
行政だとどうしても専門分野に分かれているけど、民間主体の、もっと敷居の低い、「まちなか保健室」のような
そういう場所があると、アナログでしか情報が得られない人達にもいいよね。
あと、スーパーや商業施設の中に、もっと色んなチラシを置ける場所があればいいよね。」
という、「語り場づくり(まち☆サロンの定常化)」の案と、
それを、「毎月第○何曜日、場所はどこどこで」と定期的に行う案。
近いうちに現実になりそうな、そんな内容にまとまりました。
私にとっても、早速学んだ「ファシリテーション」を実際に目の当たりにし、実践で学ぶことができ、大変貴重な体験となりました。
私達、コミュサーあおもりのベースには、「地域の人ために」という考えが根っこにあります。
その中で、まずは「家庭数、人口が増えることが先じゃない?」という考えから婚活イベントを行っていますが、
何よりも単純に、「どこに相談して良いか困っている人がいるなら、助けてあげたい!」という、おせっかいの気持ちです。
ひとりひとりの知識や経験、得意分野が集まれば、困った人の助けになることもあります。
未就学児を対象にした子育ての分野では、お母さん向けの場が沢山あります。
でも、小学校入学を境に、就学児以上や難しい年頃である思春期のお子さんの悩みを気軽に相談できる場所はありません。
自分の子供にも、「自分が嫌だと思うことは、人にしちゃいけないよね。」と日々伝えていますが、
大人だって、まちづくりでも何でも、「他人事じゃなく、自分事にしよう。」だと思うんです。
この青森で、目に見えるそういうあたたかい人が増えれば、
(青森の人は本当はあったかいんです。ただ、それを表に出すのをめぐせがってしないだけなんです。)
「何もないじゃ」な青森ではなく、
「あったかい人が集まる街、青森。」
になっていけたらいいなと思います。