★ コミュサーブログ 第391回 ★
Facebookをはじめて1年が経った、
おちあい あゆみです。
人の言葉や温かさって、これほどまでにありがたいものかと、周りの人に感謝の気持ちでいっぱいの今日この頃です。
「頼まれごとは試されごと」とよく言いますが、このコミュサーブログも、お話をしただいた時は、どうしよう、と思いました。
自分の文章力に自信がなかったからです。
でも、折角の機会だと思ってやってみて、本当に良かったと思っています。
毎回何を書こうかと常にアンテナを張っているのですが、いざ自分の番が回ってくると、何を書こうか迷い出しますが(笑)
でも、自分の想いをこういう場で書いていたら、知り合って間もない方にも自分が普段考えていることをお伝えできるし、何より嬉しいのが、久しぶりに会った人に、対面で感想をもらえるのが本当に嬉しくて。
私は文章を書く時、誰かのことを頭に思い浮かべて書くのですが、人によっては堅苦しくて興味がないような内容の物でも、別の人には励ましになっていたり、「うんうん、そうなんだよね。」と思っていただいたり。
スタッフブログやFacebookで少しずつ自分の想いや考えていることを発信することが、届いている人には届いていると知ってから、書くのが楽しくなってきました。
そして普段から自分の考えを発信していると、色んな頼まれ事が来るようになりました。
仕事でもよくありますが、
昔なら「いや~、それ無理」って思っていたことが、最近は何故か「それ、面白いかも。経験にもなるし、やってみよう!」
と思えるようになったことが自分でも不思議で。
ドーン!と高い山にいきなり登るのは無理だけど、目の前にある坂道を無意識にコツコツと登っていたら、元にいた場所から随分高い所に登ったな~という感覚です。
コミュサーの不登校支援も、たまたまのご縁でした。
当時はちょうど浪岡の少女のいじめ問題の直後で「あんなに良い笑顔をする子がなんで」と私も胸を痛めていました。
いじめ問題に何かできないものかと思っていたら、こういう機会に恵まれました。
不登校というと、私は初めいじめが原因だと思っていたのですが、どうやら発達障害が隠れていることが多いということが分かってきました。
発達障害と聞くと、素人が手を出すのは難しいと思いますが、でも一般人の感覚だから、行政やプロと違った形でのアプローチの仕方ができると思っているし、困っている親子さんにとっても、専門家とはまた違って気軽に話を聞いてもらえる「かゆい所に手が届く」それがNPOの立ち位置だと思っています。
そして最近NPOについて思うのは、
形の見える「商品」を売り買いするだけが会社ではなく、
形の見えない「サービス」という心を提供する、こういう社会貢献性の高い事業が、会社として成り立つような社会にこれからなっていけば良いのにと願わずにはいられません。
金銭の営利ではなく、「人の心を満たす」営利で仕事が成り立つ世界になったら、どんなに素敵な社会になるだろうと、最近はそんなことを考えていました。