スタッフブログ
第495回は、福原が、お届けいたします。
先日、15日、74回目の終戦記念日を迎えました。
朝、新聞のラテ欄を眺めて
終戦記念日特集番組を探したんですが・・・
無い!戦没者追悼式の他には・・・
国の歴史の上での、特別な日に
バラエティ番組も良いのでしょうが・・
いいのかな・・
私達の世代(昭和40年生まれ男女)が
戦争体験を伝え聞いた最後の世代になるのでしょうか
皆さんはどうですか?
おじいちゃんおばあちゃんから
戦時中のお話、聞いてましたか?
私はどちらかというと・・
お店にいらっしゃるお爺ちゃん方から
多数のエピソードを聞く機会がありました。
今日は、その中でも印象深いお話2つ。
エピソード1.青森空襲 前夜
空襲の前にも、度々、市民の居住区に対して
米軍の機銃掃射があったそうなのですが・・・。
そんな時、お客さんは中学生。
残された男が頑張らねばまいね。と・
一人で、疎開の作業やってたそうです。
ある日
リヤカーに布団積んで道路歩いていると
遠い背後からグラマンのエンジン音。
そんな時は、リヤカーから離れて、
自分は急いで電柱の影に隠れるんだそうです。
でも
しばらく歩くとまた飛んでくる。
結局
10キロちょっとの距離、移動するのに、
まる一日かかったそうです。
エピソード2.アメリカ兵脱走
お客さんの実家は青森市の古い遊郭地帯の隣。
戦後すぐ青線(非合法)地帯となっていた頃。
もちろん進駐軍の中でも、
そこに近づくのは、ご法度だったはず。
ですが
その日、一人の黒人脱走兵が
そのエリアに身を隠したのです。
直ぐに駆けつけたMP(米軍の憲兵)から
逃げ回ること数時間。
2m超もある黒人が民家の庭から庭へ
走り回っているので町内は大パニック。
娘のいる家は手を引いて交番に集まったり。
今では考えられない事件です。
・・・・・
ホントは、
軍隊の中のいろんな出来事も聞いたのですが
可哀想なことって
あまり書けないものですね
おわり