コミュサーブログは584回目、今回はくどうまことがお送りします笑。
6月末ごろから、ちょっとだけ浮かれていた感があったのですが、ようやく区切りがついたようで、そろそろ秋モードへと切り替えでしょうか?(何があった?オイ)
583回目で、チバナツミさんが映画ネタを載せていました。
くどう自身は去年の9月以来、劇場で映画は見ていなかったのですが、こんなお誘いが届きました。
『映画監督の林弘樹師を招聘して「映画鑑賞&クロストーク」を開催します。参加希望の方は…』
で、上映される作品は『惑う~After the Rain~』
もう、これは何はなくとも見たい!というか「見なければいけない」と思っていた作品!
思い起こせば、4年前の12月の函館で、ご飯食べに行った先でお目にかかった訳ですよ、次女役の俳優さんに!(ちっちゃくて可愛かったです。)
パンフレットを見た時点で『何か』くるものがあり、青森県内でも何度か上映されていて、その度に見る機会を逃していた作品!
ならば!とすぐに参加の申し込みをしていましたw
当日(7/31)、久々に見る顔に浮かれw、思いがけない再会と作品への期待感に、ドギマギしていました。
作品の内容は、ベタなくらいのある家族の思い出や記憶。
脚本や構成の妙、というか、見せ方が素晴らしくて参ってしまいました。
冒頭の5分で涙ぐみ、あのシーン、この場面と涙ぐみ、終始泣きながら見ていました。
無数に伏線が貼られ、その伏線の回収のタイミングが絶妙。
本家の主人役の斉藤洋介さんがいい塩梅に“悪役“で、雨のシーンではめちゃくちゃにずぶ濡れになっている俳優さんたちの姿に、『雨を見せる』演出方法にニンマリしたり…
お母さん役の宮崎美子さんが本家の取り壊す予定の大広間で床の間に花を生ける、というラストシーンが余韻を残しながら映画は終わるのですが、これも伏線の回収と思っています。
冒頭で本家の料亭を解雇され、追い出されたお母さんが、そこに花を生ける。
料亭や和風旅館などでは、「女将かそれに準じた人しかできない仕事」という事を考えると、「やっと認められたんだ」とまた涙して。
時代背景が昭和50年代くらいということを考えると、フィクションとはいえ親戚のように感情移入してましたw
これは、多くに方に見て欲しいなぁと思いました。
この作品の制作の主体となったのが、『みしまびとプロジェクト(現NPO法人みしまびと)』という、静岡県三島市の市民プロジェクト。
「100年後に残るものを」と企画されただけあって、三島市への想いあふれる作品でもありました。
作品の上映後に監督の林弘樹さんの解説や観客との意見交換の様子を見ながら、函館の夜の思い出と一緒に大切にしようと思いました。
そんなふうに大切にしたい作品が、今回上映されると聞いて、ワクワクしています。
その作品名は『みんなの学校』
9月12日(日)青森アムゼで、13:00〜
あおもりサニーヒルの事業として1日だけ上映されます。
“大阪・南住吉大空小学校の「不登校も特別支援もない同じ教室で一緒に学ぶ普通の公立小学校」への取り組み“のドキュメンタリー作品。
学童や講座で小学校に伺うことが多いくどうなので、個性あふれる子供たちがどんな学校・教室に通っているのかとても気になります。
詳しい概要はホームページ(http://xn--i8jq2o6a7oma70atb0atb0n.com/)をご覧いただきたいと思います
あぁあ、もっと映画を見に行けるように気持ちに余裕を作りたいものです。