スタッフブログ 第533回は福原がお届けします。
唐突ですが、、、
皆さん、
「わんざに」って津軽弁、知ってますか?
必要ないのに、わざわざ~~(良くない事を)する
位の意味 なんですが・・・。
私たちが子供の頃って、大人に
「まんだ、わんざに まがして まって!」
=また、わざと(ちゃんと出来るはずなのに)ブチマケてしまって!
などと怒られて。 ちょっと、反省して。
次からは、失敗しないで出来るようになっていくものなんですが。
ちょっと怖い話・・・・・・・・・。
大人になっても、
歳を重ねても、
同じような場面が来ると、同じパターンの失敗を
延々と 繰り返さざるを得なくなる事 って
無いですか?
アタマでは、
「ああ、また、このパターンだ」と気付いて
どうすれば上手くいくか
いい加減分かっているのに・・・。
わざわざ、自分の不利益になる選択肢を選んでしまう。
もちろん、無意識の上での行動ですが。
やっぱり、良い結果にならず、
「ああ、やっぱり、またこうなったか。」
と、思うけど
何処かで、納得している自分もいる・・・・。
これが、世間で一般に言われている所の、
「嗜癖」=ギャンブル依存症とか、アル中とか
だったら、分かりやすいし、
対処方法も社会的に沢山あるけど・・。
それが、人間関係だったらどうでしょうか?
それも、幼少期 からの 。
ーーーーこれは、私自身の話になりますが 。
同年代の友達と、仲良く なろうとする際に
自然に話しかければいいものを
「わんざに」
とんちんかんな行動(※)で突っ込んでしまう という
無意識の、困った行動癖がありました。
※ あまりに事例が多いので割愛
だから、ホントは、普通のタイプの友達が欲しいのに
逆に、離れていってしまう・・・。
結局、「何か、不自然なヤツ」と思われ、
1人でいることに。。
そのまま十数年が過ぎ、
やっと友達増えてきたのは、23歳ころ・・・。
その頃、
何が変わったのか というと 。
恐らく・・・。
子供が選択することに対する
親(父)の評価が
気にならなくなって来たのが大きかったと思います。
男兄弟の能力が比べられることは、良くありますが、
父親が、息子を比較対象の俎上に上げる家もあるのです。
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岩月健司という人の本に
「親の七掛け幸福論」というのがあります。
親は子の幸せを願うものだが、
それは往々にして、
自分の幸福度の70%の範囲内である。
・・・・・・・・・・。
こういう考え方に猛反発する方々も
いらっしゃることは承知で書くのですが・・・。
子供って、親に気に入られるためなら
死に物狂いで、色々考える 所があって。
親がそれに気付いてあげないと
その子が大人になるまで、
そして、社会に出ても、
自分が気に入られようとしているのが
親なんだか、上司なんだか、友達なんだか
分からなくなってしまうことってあるんですよね。
おわり。