コミュサーブログ第593回目、今回はくどうまことが担当します。
12月、師走も終盤あと少しといった今日この頃、みなさんいかがですか?
オイラは夏から少しづつ覚醒してきたアレコレが、ようやく落ち着いてきたようで笑笑、個人的にやりたい事が増えつつあります。
それもこれも、「プロの仕事」というものに改めて触れる機会が増えたような?見方が変わったような?という感じ。
これまでやって来たことってナニ?
と、思ってしまったほどの衝撃的な出来事。(大げさかな?)
きっかけは10月にあったフォーラムの手伝いをしたことが大きかったね。
その時、オイラに出来たことは僅かなものだったんだけど、その担当コーディネーターさんの仕事がため息もの。
タイムスケジュールに企画書とか。
さっそく、自分が調整役をしている講座の運営資料とかの参考にしています。
まぁね。
東北6県や全国相手に数百人相手のフォーラムの企画・運営張るんだから、当たり前の仕事のノウハウなんだろうけど、そういったことに縁のなかったオイラにすれば、「すげー」のひと言。
それ(フォーラムや講座の企画)を成功させるために必要な技術面?を教わった気持ちで、年下のその人を密かに尊敬している。
もちろん、このことは本人には伝えません笑。
普段のオイラからすれば、ちょっと照れくさいし?
もちろん、このブログを目にする事はないと思っているし?笑笑
さて、「プロの仕事」といえば、コミュサーあおもり、あおもりサニーヒルのどちらをみてもプロの方々がいて、その「お仕事」に触れる機会が他よりは多いかなと思う。
マナー講座やブログの書き方講座、ホームページ運営の基礎的なこととかを教わったのも、コミュサーのセミナーだったなぁ。
最近のサニーヒルの様子を伺うと、そういった「プロ」の方が授業をしてくださっている様子が紹介されている。
ファイナンシャルプランナーさんの「お金についての講座」とか、プロのダンサーさんとのダンス講座とか。
そういえば、去年はオイラも一緒に「パプリカ」を歌って踊ったりもしたなぁ〜
そして「教わる」というより、体感することで身につこともある訳で。
それは「見取り稽古」とかよく言うけど、理事長や事務局の皆さんとの普段のやりとり中で、自然と身につくのではないかと思うこともある。
そんな、「見ることで何かを感じて欲しかった」と、ある2時間ドラマのワンシーンを思い出した。
劇中劇「石に願いを」:成田美奈子「花よりも花の如く 7巻」より。
京都で事故死した親友の遺品整理にきた主人公と、親友に教えていた能楽の師匠が、事故の真相を探りながら、いつしか友情が…
と、いった内容の二時間ドラマ形式のストーリー。
よく、マンガや小説の「劇中劇」といえば、部分的なものが多いと思うけど、この「石に願いを」はそれだけで一冊分出来てしまうほどに、「ドラマ」している。笑笑
中盤、稽古を辞めようとした主人公に、普段なら別時間にしている玄人(能楽師)の稽古を見学する、というシーン。
そして、見学を終えた主人公がまた稽古への意欲を取り戻す…
といったシーン。
実際に能楽の稽古をしてたから(約1年半)、その空気を感じる事はできた。
月一の稽古に伺った時、ちょうど、師範(普段の稽古をつけてくださっている方)に師匠(能楽師)が稽古をつけている時間と重なったことがあった。
扉一枚、壁一枚隔てた向こう側の空気が、ぐっと重く感じたことを思い出した。
そして、物語では最後、主人公は笑顔で京都を去っていった。
「あるひと言」を飲み込んで。
「秘すれば花」と世阿弥は言った。
「you、やっちゃいなよ!」とは某Jさんのお言葉。
そしてオイラは、もう伝えることが出来ない言葉を手放すことにした。
言葉では伝えきれないことがあって、言葉で伝えないと伝わらないこともあって。
でも、伝え方やタイミングを間違うと、伝えることさえ出来なくなって…
結局、何もなかったかのように淡々とした日々を過ごすことになったりもする。
そして、オイラは「教えること」が下手で苦手だ。
上手く伝えられなくて、イライラすることはしょっちゅう。
言った言葉に後悔することもかなりある。
気持ちを抑えて、後悔しない言葉使いをしていきたいものである。