コミュサーブログ第602回目、今回はくどうまこと担当します。
大型連休も終わり、『五月病』なってませんか?
くどうは、早くもバッテリー切れを起こしてしまいました。
ひたすら眠くて眠くて、寝ていました。
周囲の音は感じられるのに、目を開けられない、動けない、そんな感じ。
張り切り過ぎたか、気にし過ぎていたのか、緊張していたのか?疲れ炊いたようです。
最近、約30年前に読んだ本をマヤ読んでみたくなって、読み直してみた。
おばちゃまは飛び入りスパイ ドロシー・ギルマン/柳沢由美子 訳
この本を手に取ったきっかけは、某通販の情報誌。
タイトル通り、いかにも『アメリカ人のおばちゃま』がCIAにスパイの志願(売り込み?押し売り?)に行って、からのスパイ小説。
ある日、カウンセリングを受けた、主人公のミセス・ポリファックス。
受けたアドバイスは、「してみたかったことをしてみては?」
そこで、ワシントンのCIAへ行き、直談判的にスパイの志願と、なぜか採用されてしまうミセス・ポリファックスの活躍に、つい笑ってしまう。
「うんうん、あるある」と思いながら読んでいると、次第にワクワクしている自分がいた。状況は次第に緊迫していくのだが、どこか、ほんわかした雰囲気がするのは、原作がそうなのかもしれないけど、翻訳のおかげだなとも思う。
そして、物語は大団円を迎え、おばちゃまは、日常へ戻って行った。
でも、物語の初めにあった「あと一歩先、踏み出していたら」な気持ちは遠くへいっていると思う。
ふとした時に浮かんでくるネガティブと、うまく付き合えない時、気持ちを持て余してしまう。そこをどうするか、どう付き合うか?
それがこれからの自分の課題だろうな。
そんなことを考えながら、やっぱり実写版が見たいものだと思う、くどうまことなのでした。