この冬から今もですが、雪と建物の管理者側の管理不足による被災で、命の危険を感じ急遽夜逃げの様に引っ越しを迫られ、ようやく今月から移転したけど
仕事が進まなかった分激務で自分の荷物だけ未だ段ボールのままという…苦笑
コミュサースタッフブログ第 603 回
青森の世話焼き母さん 西川です。
前置きが長くなりました(笑)
ブログ更新も長くなりました(笑)
いやいや、みなさん夜逃げってしたことある人、そんなに日常では経験ないですよね!
私もないけど🤣
ただ、本当に今回の雪害?もうほぼ人災!は未来ある子どもたちやボランティアの若者たちの命の危機を感じて
とにかく安全を確保するためには移転するしかない!と一念発起したのが3/14。
進学進級を祝う会開催予定日の1週間前!
もちろん大きめの部屋を多目的ルームとして使っていたので、そこに保護者や関係者も招待して、子どもたち企画のおもてなし会もしつつ、アットホームな式典に〜と準備も佳境に入っていた矢先。
雪の重さに耐えきれなくなったか、まさにその多目的ルームの天井が轟音を上げて部屋は地震のように揺れたと、活動中のスタッフが事務所に走ってきました。
ちなみに実際の様子↑
その前から除雪や隣のオババさま(妖怪砂かけ婆あならぬ雪かけ婆あ)が大変で、移転の検討はしていたものの、さすがに簡単に条件の合う物件は見つからないし、当然移転となると時間も資金も人手もいるし、簡単なことではないので、次の冬が来るまでには移転先を見つけよう!なんて考えていたところにこの事態。
いやぁ〜参ったなんてレベルじゃない!
生きた心地がしない日々。
それでも子どもたちは自分の居場所だと思ってくれているようで、しっかりと日々サニーヒルに来てくれるので、スタッフは子どもたち対応。
教育相談も結構コンスタントに来るので私もその対応。
日常業務は外せないけどまず優先は雪害や移転のこと!などなど余分な業務の割合が高すぎて他の仕事はなーんもできない。
そんなこんなで5月連休明けにやっと移転先の目処がつき、そこからバタバタとWi-Fiや電気工事、電話の工事や日程調整、人手の手配などなどなど。
サニーヒルの運営は助成金で担っているので、助成金先とのやりとりや事務処理も当然日々の業務だし、この先助成金が切れたあとのことや、今年度少なくなる助成金以外の資金の確保や事業の計画なども。
この人数でアホか!という業務量には正直参っていましたが、休みなし状態でなんとか少しずつ進めてきた感じでした。
でも、たくさんの方の手をお借りしてようやく6/1から移転先で活動できることになりました。
いつものことながら、今回は特に感謝感謝の毎日です。
広い建物から狭い建物に移るという事は、大きく環境が変わることになります。
まずは物の処分(特に大物)が大変。
でも売ったりしてお金に変えている時間も労力も余裕は全くナシ!!
狭い部屋や階段から普通に物を運び入れることもムリ!!
階段から入る(2階3階に運べる)物だけを入れ、入らないものは急遽全て処分するしかない。
入れられないものが多いから新たに調達しないとならないものも多い。
環境がガラッと変わるから、今まで使っていたものが使えなかったり、新たに買い足したり、少しだけ古い家屋で一般家庭用なので、事務所にするために足りないものばかり。
引っ越しは友人たちや仲間の力を借りてなんとかなったけど、ここからは少ない助成金でギリギリなのに、予定外(予算外)に新たにかかる資金をどうしたらいいか!?
私たちのそんな苦悩とは裏腹に(笑)
子どもたちは明るく新しい環境が結構新鮮らしく、楽しく安心しくつろいで過ごしてくれているし、勉強も集中してできるようになったようで、少しだけホッとしていますが
運営側としてはまだまだこれからやらなければならないことや考えないとならないことだらけ。
私に至っては、買い出しや、コロナ禍で出来ていなかった公の会議や協議会などの外部の仕事が立て続けだったり、相談業務が続いたりで、パソコンを立ち上げても触らないまま1日が終わる日や、そもそも事務所にいない日が多く全くもって余裕のない日々が今も続いています。
プライベートでも家族の病気や相変わらずのワクチンの異常なまでの副反応の看病で寝不足だわ、自分の体調もそりゃ休みなしだと回復できないから薬も増えて毎日10コ以上飲んでても落ち着かないし、病院通いだけでもひと月に何箇所も。
こんな時って続くんですよね〜😭
正直、流石にもう心が折れそうな事が続きすぎてぜーんぶやめてしまおうかと何度も頭をよぎりましたね。
こんな愚痴みたいなことばっか言わないとならないのも解せないし、なんのためにこんなに頑張ってる?私はなにと闘ってる?って自問自答の日々でもあります。
でもこれが色々考えるキッカケになるんですね。
しかも、この事態を受けて大学生ボランティアがクラウドファウンディングをやってみよう!と言ってくれました。
しかも教員を目指す大学生。
自身の経験のためにも、子どもたちやボランティアたちの居場所を守るためにも、頑張ってみたい!と。
授業やバイトの合間をぬってなので実はもう進めていたけど、引っ越しには間に合いませんでした。
それでも成功させるために、逆にしっかり時間を取ってチャレンジしようと言うことでただいまじっくりと準備をしてくれています。
準備初期段階での仲間内でも色々あったみたいです。
辛い思いもしたでしょう。
でもそれをキッカケに話し合ったり理解しあったりする機会にもなった様です。
またひとつ成長したのではないでしょうか。
引っ越しの時は、子どもたちも自分たちの場所なので自分たちで一生懸命掃除をしてくれました。(マジみんなカワイイ❤️)
お母さんたちも協力して掃除の手伝いをしてくれました。
その時はお母さん同士の交流もできて、その日は雨でしたが、掃除のあとも何時間も雨の中お互いの悩みなどを話したりして
顔つきも明るくなって帰ってくれました。
ホントは掃除よりもそっちを期待していた私としては、いい感じで策にはまってくれて嬉しかったし、しかも日々やっている掃除はお母さんたちにとっては御手のもの👍
私たちとお母さんたちとの距離もさらに近づきました!
大変だけど悪いことばかりじゃないですね。
運営側の苦労も目の当たりにして、さらにいろいろとご理解いただけたみたいでした。
お店で寄付を募ってくれていた友人から
個人の友人知人から
少しでも引っ越しの役に立てて欲しいと寄付をいただいたりして逆に私自身が希望を貰いました。
まだまだ書ききれない細かい応援がたくさんありました。
一人で頑張っているわけじゃないってわかってるんだけど、ここまで辛すぎる時期が長く続くと、いろんなものが見えなくなるんです。
でもこうしたみんなの思いや形が疲れ切った気持ちや思考を現実に引き戻してくれる。
ありがたい限りです。
もちろんスタッフも理事もたくさん頑張ってくれました。
もう少し
もう少し
もうちょっと
あと少し
今も困っている子どもと親の相談が立て続けにきています。
この居場所
今はまだなくすわけにはいかない!!!
もう少しちゃんと準備して近々クラウドファウンディングが立ち上がると思います。
そしたらどうか助けてください!
子どもたちやお母さんたちの居場所や救いの場を守ってください!
大学生の気持ちと努力を応援してください!
またさらに成長し、素晴らしい先生になれるような経験をさせてあげてください!
居場所を守り、未来ある子どもたちを守るのは、大人全員の役目だとも思います。その力をお貸しください。
また動きがあればお伝えしますね!
サニーヒルの活動については、あおもりサニーヒルのホームページから写真付きでご覧になれます。
最近のアップはなかなかそんなこんなで追いついていないかもしれませんがぜひぜひ見てやってくださいね!