スタッフブログ第604回は、福原がお届けします
今日は、ご近所のスーパー、「F」について、書きたいと思います。
私が住んでいるところは、青森市の郊外。
中心街まで車で15分の距離です。ただ、冬、雪で渋滞している時は、2時間かかります。(笑)
住み始めて26年になりますが、当初は、県内に多店舗展開していた大手スーパー、K屋がありました。そのK屋が倒産。
周りのお年寄りたち、「うう。どごさ買い物いげばいんずや~!」
と、騒いだのもつかの間、華々しくオープンしたのが「F」でした。
市内には、西と東に3店舗あって、野菜や果物が安いので人気。
私も、ミカンを箱買いするときは、決まって「F」でした。
なぜFかというと・・・・。
他のスーパーは、箱ミカンの見本は、皮をむいたサンプル一個だけ。
封がされた箱のミカンは、開封されるまで、ホントの状態はわかりません。たまに、当たり外れがあります。
ところが、Fの、果物担当のお兄ちゃんは、お客さんが買おうとする箱のテープをはがし、中身を全部チェックしてくれるのです。
そして、一個でも熟れて怪しいミカンがあると、完璧な箱ととりかえてくれるのです!
まさに、企業努力の神髄。人様にあげるとき、安心でした。
そして、近所の新店舗がオープンしてから20年。地元にすっかりなじんだ「F」は、独自路線で走り続けています。
独自路線1・ 定休日の前日が、メチャクチャ市。野菜果物の安さがメチャクチャ。でも新鮮。「ノークレーム」コーナーでさえ、新鮮かと思われるが、いつ行ってもカラッポ。いったい何が売ってるんだろう。
独自路線2・ 「激安街道(←勝手に命名)」がすごい!いったい、何処から仕入れてくるのか、珍しくてハイクオリティなものが、半額以下で売られている。ワインなど、普通に買うのがバカバカしくなる安さ。他に、企画ものの食品やジュース類が格安なのも楽しい。
独自路線3・ お惣菜、お弁当、たまに、K藤パンが半額。一人暮らしのサラリーマンや職人さんがお弁当大量買いしてます。12個とか。今日の晩御飯に一個食べて、あとは冷凍でしょうか。お疲れさまです。
独自路線4・ 手書きポップ(走り書き風)が独特
「おひとり様、2ネットまで」(玉ねぎのこと)
「クレームなし」(クリーミーな梨かと思った)
「のり巻きを詰めなおさないでください」
「やきとり担当者不在」 などなど・・・
と、並べていくと、なんだかほのぼのスーパーに見えてきましたが、
Fのすごさは、圧倒的な物流の量と質と速さ!大量に入荷して大量に売れていく様は、小さな市場のようです。
いつまでも、元気でいてほしい地元スーパーです。
皆さんも一度おはこびください、良かったらご案内しますよ!スーパーですが・・(^^)/
おわり