コミュサーブログ第612回、もう冬本番ですね。
今回の担当は、くどうまことです。
12月を待っていたかのように積もる雪。
毎年のことですが、少々うっとうしく感じているくどう。
そういえば最近紅茶、飲んでないなぁ(ポットを使って淹れる方、ボトル入りとかは無糖派です。)
最近はずっと抹茶を点てていたもので、ポットで紅茶を淹れることをしてませんでした。
で、紅茶といえば・・・
英国、イギリス、ヤン・ウェンリーw。
ヤン・ウェンリーは、もはや偏見でしかないが、くどうにとっては、紅茶とセットにくくってしまうお方。
かの、「銀河英雄伝説」に登場するキャラクター、では済まされないお方。
とは言いつつ、本編は通読できていない・・・w
さて、今回ご紹介したいのは、一冊の解説本とドキュメンタリー。
19世紀末のイギリス・ロンドンに生活する貴族や資産家といった富裕層と労働者層と、その生活についての解説本と、現代人が90日間、約120年前の貴族の家族と家族に使える使用人として、当時のルールやしきたりに従って生活をする、といった内容のドキュメンタリーもの。
解説本は「エマ ビクトリアン・ガイド / 森 薫・村上リコ 共著
ドキュメンタリーは「マナーハウス 英國発貴族とメイドの90日」 / 発売元:株式会社 プレシディオ
どちらの時代背景は、19世紀末ころのイギリス。
解説本の絵を描いている森薫さんの漫画「エマ」。
時代背景が、ビクトリアン(ビクトリア女王の治世:1837〜1901)からエドワーディアン(女王の息子・エドワード7世の治世:1901〜1910)。
英国が最も栄えたといわれた時代。
ドキュメンタリーの方は、オーディションで選ばれた一般人が、貴族の家族やそこで働く使用人たちを90日間フルタイムで生活する、といったもの。
貴族の家族は本当の一家が受け持ち、使用人たちは当時の方法(掃除は箒や雑巾、暖房は石炭を各部屋に運ぶ・・・など)をルールブック片手に再現するという徹底ぶり。
設定が1905〜1914年の10年間を90日間に置き換えて進む・・・
外の世界とは隔絶された時間の中で、20世紀の人達が100年前の価値観に次第に染まって行く。
仕事には、合う合わない、経験不足などのストレスが掛かるから、どうにもならない事に立ち向かうこともある。
その時、自分はどうだったろうか?
受け止め方次第とはいえ、ただただ追い込まれていなかったろうか?
アドバイスさえ、叱責に思えていなかったろうか?
そしてどう解決したのだろう?苦しかったことを思い出す。
そこを離れてみると、大したことじゃなかったと案外思えたりするものだけど、最中の自分には重要事項。
ひたすら、グルグルと思考が空回りしていたのは、オイラ。
レベルアップ・ステップアップでつまずいていたりする。
あくまで、最後は本人次第だから、どうにもならない。
突き放してしまったのかと、思ったりする。
さて、現代の日本でも『お屋敷』勤めの疑似体験ができる場所があるのをご存知?
それは、『宴会場付きのホテル・結婚式場』笑笑
建物を『お屋敷』と捉えれば、スタッフたちは、執事やメイド、フットマンなどに相当するのだ。
19世紀末の英国のお屋敷では、使用人用の階段があったくらい、スタッフ(使用人)たちは『表』側で移動はしない、できない。
そして、いかにスムーズに仕事をこなすかが課題。(今もそうですが・・・)
一度つまずいて、また前進して転んだりして、経験値を稼いだと思いたいのだが、オイラはまだまだでしょう(たぶん・・・w)
ドキュメンタリーでは、90日の生活が終わり、19世紀から現代の生活に戻る出演者たち。
始めとはまた違った「とまどい」を抱え、お屋敷を去っていく。
19世紀と違い、今の家電は進化している。
でも使いこなせなければ、ストレスにもなる。
とりあえず、「トリセツ」はよく読もう、と思うくどうまことなのでした。