春ですね、卒業ですね、花粉ですね´д` ;
コミュサースタッフブログ第 570 回
青森の世話焼き母さん 西川です。
花粉症で長年困っている方、この時期どうしていますが?
私は人生の半分以上を花粉症と付き合いながら生きてきました。
しかも、2年前までは頭部のあちこちで炎症を起こし寝込むくらい辛かった〜´д` ;
そこで、青森市内で花粉症の免疫療法をやっている耳鼻科を探してそれまで長年通っていた病院を変え、免疫療法を始めました。
それから今はようやく三年目。
舌下免疫療法
舌の下にアレルゲンの薬を入れて数分待ってから飲み込む
アレルゲンを少しずつ体内に取り込んでいくことで免疫力をつけて行くという治療法。
おかげさまで寝込むほどの花粉症が今ではかなり軽くなりました。
全く症状がない訳ではありませんが寝込むほどどころか他の人が辛い〜って鼻をかんでいる時に、結構普通にしていられるようにまでなりました。
本当なら全く症状が無くなればベストですが、それでもかなりいい感じです。
そんな3月も終わりの昨日3/28(日)
コミュサーあおもり主宰の「フリースクール あおもりサニーヒル」では
今年度の卒業生を送り出すことができました。
それと同時にスタッフも巣立ちます。
サニーヒルで社会復帰した若いスタッフは、第二の人生となる転機を迎えたようで、目標を持って次の職場に巣立って行きました。
大学生ボランティアとして活躍してくれたスタッフも就職が決まり、晴れて正式に社会人になるため巣立ちます。
大人も成長し巣立つ中、サニーヒルの生徒3人も立派になって巣立ちます。
そのための節目としてサニーヒルでは卒業式を行いました。
学校に行けなくなりサニーヒルに来るようになって、最初は緊張して目も合わせなかった子どもたちが、長い子で1年半、短い子で4ヶ月、子ども同士、学生ボランティア、社会人ボランティア、スタッフ関係者など様々な外の世界の異質な人との関わりで化学変化を起こして元気いっぱいになり、社会への免疫をつけて、進学のことや将来の夢などを話すようになりました。
目の前の現実もしっかりと向き合えるようにもなりました。
何より賢く立派に歳を積み重ねてこの春それぞれ進学をします。
人見知りが強い子たちで知らない人や大人が来ると隠れたり無言になったりしていた子どもたちが
卒業式では保護者や関係者、NHKの取材など様々な大人が参列してくれて、子どもたちの門出を祝いましたが
その際も今までで一番堂々としていました。
NPO法人コミュサーあおもり 副理事長は祝辞で子どもたちにメッセージをくれました。
「自分の好きなこと、嫌なこと、それは自分ではっきりと見つけて持っておくことが、これから先も生きやすくなる」
サニーヒルに通うことを自ら選んだ子どもたちにはとても心に響いたと思います。
そして私からはサニーヒル学長として
「サニーヒルで学んだことを活かし、優しさと強さを忘れず、ここに寄り道したことを誇りとして成長してください。そして、社会や人の役に立てる大人になってください。次のステップに進むことができるみんなと一緒に過ごせたことを誇りに思います。」
と伝えました。
そしてこれまでの子どもたちの成長記録の動画を参列者に観ていただきました。
ボランティアスタッフの中には号泣する人もいたくらいとても素晴らしい卒業式でした。
子どもたちと学生ボランティアだけで企画し実行した卒業縁日も大盛況。
その時に出した目玉ゼリーも宿儺の指クッキーも手作りしてくれました。
関係者の皆様からも、
たくさんのお菓子やお花、記念品やご寄付等をいただき、参列出来なかった人も含めて、改めて本当に様々な人に支えられて成り立った事業だと実感と感謝でいっぱいでした。
この場を借りて、直接間接かかわらず関わって下さったたくさんの皆様
心から感謝申し上げます。
4月にはまた新たなお子さんが体験に来る予定です。
教育相談も増えています。
それだけ悩み困っている親御さんや、現状を抜け出したい子どもはまだまだたくさんいることを感じます。
引き続き、それぞれができる形で結構ですのでご支援、ご協力を賜りますよう
どうぞ宜しくお願い申し上げます。