スタッフブログ
第504回は、福原がお届けいたします。
今回 少し暗いです。
この度の令和元年台風19号の
被害に遭われた皆様へ
心よりお見舞い申し上げます。
日々被害の状況が明らかになってきています。
災害が起きると、警報が出ている間は
特番が組まれ
地方の状況も 逐一ニュースに流れてきますが
「温帯低気圧に変わった」途端、
「ラグビーの歴史的勝利(スコットランド戦)が
被害を被った 日本の人々に、勇気を与えた!」
って・・・。 早すぎませんか?
それから今日で、3日目・・・。
テレビも新聞もほぼ
普通の生活に戻った人向け。
バラエティー番組の中に埋もれる
被災地のニュース。
自分が被災者だったら・・・。
一家を守るつもりで、
日々頑張っていても、ある日
自然の猛威で、それが壊されてしまったら?
自分の家では、見られないが
台風の影響を逃れた 家族の居間の
テレビでやっているのがバラエティーで
タレントの笑いで満たされていたら?
――――――― 閑話休題 ――――――――
ついでにもう一つ。
神戸の教師間のいじめって何でしょうか?
神戸市須磨区といえば、平成9年に起こった
神戸連続児童殺傷事件が記憶に新しいですが
その時、何かが壊れてしまったんでしょうか・・・
どうしても結びつけて考えてしまいます。
加害者の教員は30代~40代とのことですが
事件当時は、まだ多感な年齢ですよね。
人の痛みに対する想像力が壊れて
サディスティックなものに
感染してしまったのか・・
当時 事件の検証が多数あったなかで
急激に開発が進んだ「須磨ニュータウン」の
殺伐とした町並み との関係性を
指摘していた、社会学者の言葉が印象深いです。
「 人の匂いが無い 町 」であると・・
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社会全体が
まだまだ 共同体の暖かさが残っていて 。
人の痛みを
自分の事のように感じる人がまだまだ多い ・・・
と
思っていたのが
ただの 願望であったのか・・・
なんか 寂しくなってきました。
おわり