スタッフブログ166回
佐藤けいしです。
今から30年前
高校生の時に、ある方から聞いた言葉。
なぜか今でも覚えてる。
その頃は「ふ~ん」って感じだったけど
今となっては自分の戒めの1つになってる言葉。
「今の親って、子供が生まれると
どうかこの子が幸せになりますように…
そう願う。
そりゃそうだ、親は子の幸せを願うもの。
でもね…
昔の親は違ったんだ。
どうかこの子が人のためになる子でありますように…
そう願ったもんだ。」
その方の話はそこまでしか覚えていない。
今思うと、ものすごく強烈な言葉。
子供に幸せになってもらいたいけど、自分一人じゃ幸せになれない。
周りがあって。支え合っての自分。
望むが先ではなく、与えるが先。
「してあげる」だから「してもらえる」
「愛する」だから「愛される」
「尊重する」だから「大事にされる」
我が子に幸せになってほしいからこそ、他人のためになることを望む。
これって
子育てに限らず
友達、恋人、家族、会社…
人間関係の基本の考え方。
利己ではなく「利他」の精神。
相手を思いやれないで利己的な考え方をするヤツがすごく増えた。
残念だけど、最近の悲しい事件はこのあたりがおろそかになってるからだと思う。
「自分のことしか考えられないやつ」
「相手の気持ちを思いやれるやつ」
あんたはどっちだ?