スタッフブログ
第514回は、福原がお届けします。
皆さん クリスマス、どうでしたか?
ウチは子供がもう大きくなってしまったので
初めて夫婦2人のクリスマスに戻りました。
そしたら何故か、自分自身の
子供の頃(45年前くらい)8歳の時のイブが
走馬灯のように思い出されました。
まだ死なないですが・・・。
雰囲気としては、三丁目の夕日の商店街 。
時は、1975年。
高度成長期が一段落したばかり。
でも青森市新町商店街はとても賑やか。
ここで生まれた私の目には、
すべてがキラキラして刺激一杯でした。
私の家は祖母が花屋をやっていたのですが、
向かいに「松木屋」というデパートがありました。
その5階にあった、おもちゃ売り場の様子を
今日はレポートしてみましょう。
「バラのー、デパート、松木屋 ♪」
というテーマソングが流れる中、
エスカレーターに乗って5階へ上がると
フロア全体に、広がる、おもちゃ売り場。
中央には、ファミリーゲームコーナー。
それを取り囲むように、男の子コーナー、
女の子コーナー、赤ちゃんコーナー、
アイディア コーナー、プラモデル、
ジグゾーパズルのコーナーなんかもありますね。
まずは、男の子コーナーです。この頃は
人形(フィギュア)遊びの黎明期 。
GIジョーのアンドロイド版、
「変身サイボーグ」が、爆発的売れ行き。
皆、素体(アクリル素材の透明人体のみ。)だけは
どこの家でも、まあまあ買ってもらえるんですが、
「変身」とついているからには、
何かのヒーローに変身しなければならないわけです。
でも、ウルトラマンやら、仮面ライダーやら、
いろんな着せ替え用スーツは、全て「別売り」(笑)
しかも高い。ホント商売 上手いですよね。
結局 変身させて楽しめる子供は
一部のお坊ちゃんだけなのでした。
ファミリーゲームコーナーに行ってみましょう。
この頃は、まだアナログ全盛ですが
「生き残りゲーム」(ライバルの玉を落とす)
「ジャンクション」(電気の回路が繋がったら負け)
「ポケットダービー」(卓上競馬)
などが新発売されてました。
アイディアグッズコーナーを覗いてみましょう。
一番人気は、「ブーブークッション」。
あれって、罪がないので、
何度でも爆笑できるんですよねー。
「パンチガム」は、マジで怒る人もいますけどね。
子供たちを興奮の坩堝に追い込んだのは
「シーモンキー」(プランクトン飼育セット)。
パッケージに、人魚の男女が描かれているので
みんな騙されて、ねだってました。
そして、「モーラー」!
これは、タツノオトシゴ型のモールを
テグスを使って手の上で操るだけなのですが、
’ 実演販売 ’の お兄さんがやると
あら 不思議! 生きてる! 可愛すぎる!
と 感動して、みんな買うんですが
いざパッケージを開けてみると
死んでる・・・・。
あとは、練習して生き生き、させるのみ。
あまり操れる子供居なかったですねーー。
そして、女の子コーナーは・・。
当時は、サンリオの主要キャラクター、
マイメロ、キキララなどが
続々登場してた時代なのですが、
興味がなかったので、割愛します。
エスカレーターでもう一階上に行くと
ゲームコーナーと屋上が。
そこの話も多々あるのですが
また別の機会に。
おわり