コミュサーブログも第634回目、今回はくどうまことが担当します。
3月、4月は別れと出会いがが交差する時期でもあります。
また、今年はキリが良いのか悪いのか、4月1日が月曜日に当たるということもあって、様々なところでもキリが良い様子です。
毎週土曜、日曜の朝は、ルーティンちっくに過ごしているのですが、その日テレビの画面には藤井聡太八冠と羽生善治九段の姿が映っておりました。
将棋はあまり詳しくないし、強くもないオイラ。
それでも知ってるこの2人の対戦が映っておりました。
結果は後ほどとして
なぜにあまり興味がなかった将棋に関心を寄せていたのかというと、今更ながらこの本を読み始めたからでありました。
3月のライオン/羽海野チカ 著・白泉社
知らない人は知らないと思うけど、映画やアニメににもなった事がある作品。
これまで作品名を聞いたことはあっても、読んだことがなかった作品。なんとなく手に取り、読んでみたらハマった、そんなキッカケ。
主人公の桐山くんがしょっている背景が重くてね、ほんと絵柄に騙されておりましたw
また桐山くんと関わる方々が魅力的かつパワーみなぎる方々(特に年配男性陣の破壊力w)は、ほっこりさせつつも泣けたり考えさせれたりと、惹きつけられていきます。
そして、惹きつけられるといえば、さまざまな食事のシーンをあげてしまうのは、なぜだろう?
悩んでいても傷ついていても、食べることは生きることのように、暖かく賑やかに食卓を囲むシーンが多い。どこか懐かしさを感じる光景がひろがる。
誰かと共有した思い出や、共感した出来事は、ある時不意に蘇る。
あの日食べたあれが美味しかった。
みんなで行ったあの場所にまた行きたい。
そんな話をしていたことを思い出す。
そして、あの日食べたあれを売っていたお店や、みんなで行ったあの場所はもう無くなっていて、『つぎ』が途切れてしまったことで、その思い出が愛おしい。
新たなステージへ旅立った人を見るたびに、居場所は探す?気づく?ここか?どこか?と迷うこともある。
いつか、また会えた時になに話そうか?
そんなことを考えながら、報告書の修正指示がないことを祈る年度末が終わる。
新年度は、また違った光景が見えることだろう。