コミュサーブログ、第549回冒険話大好き
チバナツミです。
旅行自粛の折、脳内だけでも!と
『チベッタン・ジグ
-足まかせで擦れ合う異文化』渦汰表(カタリスト)著
『エベレストには登らない』角幡唯介著
『オーロラを見に行こう!アラスカ/ペルー
/チベット/内モンゴルの旅』岩井律子著
と、脳内冒険旅行をしております。
最後に県外へ出たのは、2017年。
ウラジオストク&ハバロフスク以来なし。
自宅を離れたという解放感と、一抹の不安と、
何が起きるかという期待をごちゃまぜに出かける感覚が懐かしい・・・。
でも、いつまでも行けないわけじゃない。
あきらめなければ何かきっかけが起きるはずと信じ、
情報収集やら現地の勉強を積んでおく時期だと割り切り
準備にいそしむ今日この頃です。
今回、なにやらコムズカシイタイトルを挙げたのは
アメリカ大統領選挙が近いから(笑)
えっと、別にトランプ大統領再選か、バイデン候補が当選するか
それで経済がとか言うつもりはなく
私が注目しているのは、カマラ・ハリス上院議員という
女性の副大統領候補が出てきたことです。
前回のアメリカ大統領選挙では、
ヒラリー・クリントン候補が有利!
とあれだけ言われていたのに、ふたを開けたら落選・・・。
あんなに優秀な経歴を持ち、
アメリカという自由の国であるのに
「ガラスの天井を破れなかった」ことを、
最近読んだ本にあった内容がぴったりだなぁと思ったからです。
『ブラックマーケティング(鳥山正博・中野信子)』
という図書館の経済の棚にあった本なんですが、
世の中の周りの環境とか動き、噂なんかが
ヒトの行動や考え方にどうつながるか
を脳科学の面から解説しています。
この中に
「女性は消極的で堂々としておらず、意欲や決断力に欠け、
セクシーすぎる」
「女性は、男性よりも頭がよくてはならず、稼ぐこともならず、
論理的でも仕事ができてもいけない、
という脅威にさらされているために、そのようにふるまうことを
強いられている」
女性はこのように多くの人に浸透している
固定概念や思い込みにさらされているんだそうです。
この令和にあっても、先進国であっても。
そして、こういうタイプじゃない女性が仮にいるならば、
「性格が悪い、
結婚『できない』、
こどもをつくらない(=社会に貢献しない)
という攻撃にさらされ」
いつの間にか、典型的な”女性らしくふるまう”よう
「社会全体が女性をあたかも『洗脳』していくような現象が見られる」
これは男性もそうですが、女性からも受けることがあるようにも思います。
だから社会全体と言っています。
逆に「男性らしくしろ」というのも同じなんですよね。
今の女性らしさ、男性らしさは
必要性があってのことだった時代もあったし、
世の中典型的なタイプの方が生きやすいのかもしれません。
典型的ならしさはあるけれども
「必ずしも求めない」ことが
一般的になればいいと願っています。
女らしく・男らしくうまくふるまっておく
という、賢いやり方もあるんですが・・・。
私はできない方なので、近い将来にそうなるといいなぁ。