ブログ第121回担当チバナツミです。
前回強烈な風邪に襲われ、安静を余儀なくされていましたが、
やっと復活しました。
風邪で臥せっている間、暇な暇な私は、
久しぶりに「浅見光彦ミステリー」を読みました。
TVドラマにもなっているので、
浅見光彦をご存じの方は結構いらっしゃると思います。
ちなみに、私が最初に観たのは、中学生が高校生の時で、浅見役は水谷豊でした。
2014年放送の『壺霊』では速水もこみちが9代目となり、浅見を演じています。
個人的には沢村一樹の浅見がイメージに一番合っているような気がしています。
小説版の浅見の登場は『後鳥羽伝説殺人事件』で、33歳。
フリーのルポライター。長身で育ちのよさそうな二枚目。
面長で端正
広い聡明そうな額
涼やかな眉
高い鼻梁
引き締まった口元
黒目がちな大きな目
瞳は鳶色
バリトンの声。
服装も態度も気取らない。
長い足にスポーツシューズをはいたスラリとした青年で陽灼けした顔が印象的。
一見軟弱に見えるが、一点を睨み眉を顰めて黙りこくる表情は男っぽさが滲み出ている。
(HP「浅見光彦の家」より引用)
兄の陽一郎は警察庁刑事局長で、母の雪江夫人に頭の上がらない浅見家の居候という設定。
なんともイケメンなプロフィールですが、それぞれのシリーズのヒロインとは
結局何事も起こらない典型的な草食系男子です。
ヒロインのちょっとしたしぐさに「ドキリ」として目をそらしたり、
思わせぶりなセリフをドギマギしながら交わしたり、
成り行きで同じ部屋に泊まったとしても何も起きぬまま朝を迎える
などはおなじみのことです。
まあ、出会っている状況が「殺人事件に関連する人物」という普通でない状況ですから、
それどころではない、というのが正直なところでしょう。
しかし、本当に想いを寄せた女性には意外にも積極的です。(『平家伝説殺人事件』参照)
ただし、
・その男性において忘れられないほどの印象的である
・その女性も「好きだ」という意思をはっきり表している
・ガツガツしていない
おそらくこの3つが揃っていれば、浅見に限らずなかなか
思いきれない男子も告白してくれることでしょう。
「出会いがない」と言っている男性の皆さん、いかがでしょうか?
この3つを兼ね備えた女性には、はっきり告白しちゃいませんか?
「想いを寄せている男性がいて、向こうも好意を持っているようだけど、はっきりしない」
という女性の皆さん、小手先のテクニックやガツガツは禁物ですよ!
(どちらもチバナツミ個人の意見であり、保証の限りではありません)
ちなみに、100を超えるシリーズには『恐山殺人事件』『津軽殺人事件』『十三の冥府』と、
青森県が登場する作品もあります。
最近読んだ『十三の冥府』では、八戸の蕪島、新郷の大石神ピラミッド、倉石温泉、
十和田市民文化センター、十三湖などが出てきます。
告白できたあかつきには、ミステリードライブデートを楽しんでみてはどうでしょう?
ぜひランチは十三湖のシジミラーメンで。
お互いに作品を読んでいれば
「ここあの場面で出てきた○〇だよね~」
なんて、会話も楽しくなると思います。
ま、そこが殺人事件現場だったりするわけですが・・・。