★ コミュサーブログ 第486回 ★
子育て真っ最中のママさんスタッフ、
おちあい あゆみ です。
前回記事を書いてから約１ヶ月が経ちましたが、
小学校の部活が、クラブチームと合併したり、
少しずつ動きが出てきました。
ちなみに前回の記事はこちら
【小学校の部活動クラブ化と働き方改革】
「学校と地域」のキーワードが出てきました。
先生ではない大人が部活を見るとなると、
地域のお父さん？お母さん？
小学生だから、遅い時間の練習はできない。
でもそんな早い時間に練習を見れる大人って、
限られてくるのでは…？
青森市の小学校でも、PTAを廃止した学校も
出てきましたが、
PTAも時代に合わなくなってきている今、
部活も親に…となると、
親の方も働き方改革をする必要が出てくるのでは
ないでしょうか？
家庭 ⇔ 職場だけの世界ではなく、
プラス、サードプレイスを持つというのは、
時代の流れもあると思います。
「サードプレイス」という考え方で言えば、
部活を見るのは大人だけではなく、
クラブチームのOBであったり、
年上の中・高・大学生もありなのではないかと、
ちょっと思ってしまいました。
今、子ども達の放課後は、どこかに「所属」し、
大人に管理されています。
例えば、
・放課後児童会（学童保育）
・放課後子ども教室（体験活動・交流の場）
・塾などの習い事
・家の中
などです。
どこかに所属していると安心ですが、その代償に
外で自由に遊べる環境は少なくなりました。
中学年、高学年とはいえ、
小学生の子どもを家にひとりにしておくのは、
親としては心配です。
そこで、学童代わりに受け皿になっていたのが、
学校での部活動でした。
「小1の壁」という言葉がありますが、
青森は共働き家庭が多く、小学校に入った時に、
働き方を変えざるを得ないこともあります。
保育園・幼稚園の頃は子育て支援に手厚いため、
仕事にも集中して働けるのですが、
小学校に入ると様々な点で親の負担が増えます。
また、子どもの社会的な格差問題も、
部活動に参加することで、
少しは格差を埋めることができたり、
安定した人間関係のきちんとある生活に
つながったりと、
学校での部活動は、セーフティネットの役割を
果たしていたとも言えます。
外で自由に遊べる環境の子。
昔はそれが健全であったのが、
現在は「行き場のない子」という扱いです。
私が個人的に思うのは、
子どもは外で遊ぶことによって
学ぶことも大切なことだと思うので、
自分の子どもには、公園に行って、
色んな人と遊んで、
色んなことを経験して欲しいと思っています。
家の中で動画を見たり、ゲームをしたり、
その時代、その時代の遊びの文化はあると思うのですが、子どもの頃の遊んだ記憶が、
「ユーチューブを見ていた。ゲームをしていた」
だけというのはちょっとどうかなと思うのです。
ゲームも、ファミコンの時代とは異なり、
私が子どもだった頃の、マリオやドラクエとは
違うような気がするのです。
無料のオンラインゲームやハードも種類が増えて
選択肢が沢山あるから、みんなが同じ遊びをしなくなったんですね。
外遊びについて、
自然の多いはずの田舎の子どもの方が、
自然の少ない都会の子どもよりも
自然に触れる機会が少ないって、
こんな不自然ってある？
そう思うのです。
どれがいいとか、悪いとかではないです。
大切なのは、子ども達が「地域」という名の
社会との関わりを持つことだと思うのです。
だって、学校と家だけの世界で、
片寄りのない人間が育つでしょうか？
青森市には、子ども達を大切に思う
おせっかいな大人やママ達が沢山いて、
そんなあたたかい子育て環境が、
青森にはあるよと、色んな人に知って
欲しいなと思います。
様